拍手お礼等まとめ1 - 12/16

お姉さんだから(現パロ、クロルフ♀、ちびルキナ)

 

「できました!」

 やり切った、という表情でルキナが箸を置く。小さな娘と一家三人、協力して作ったおせちが並ぶテーブル。娘の前の小皿には、お重から移された黒豆がきっかり十粒並んでいる。

「上手にお箸が使えるようになってきましたね、ルキナ」

「ひとつもこぼさなかったな。偉いぞ」

「えへく」

 箸で料理をつまむ動作が小さな手ではまだ難しく、これまでスプーンやフォークを使っていたルキナは、昨年弟ができると分かった途端、箸を上手に使えるようになりたいと練習を始めたのである。 

 なかなか上手くいかず、特に豆類が難敵だったのだが、今目は時間がかかったもののきちんと自分の皿に取り分けられた。

 頭を撫でてやると、ぱあっと喜色を浮かべたのは一瞬で、すぐすまし顔になる。

「るきな、おねえさんになるのでとーぜんです!」

「あらあら、頼もしいですね」

 微笑ましげな妻と二人、顔を見合わせて笑い合う。

 可愛い娘と、愛しい妻と、新しい家族。今年もいい一年になりそうである。

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